ZINEフェス横浜レポート|初参加で感じた「つくる人たちの熱量」
こんにちは!グーチョキパース代表のショウイチロウです!
はじめて 「ZINEフェス 」参加してきました!
今回は出展者としてではなく、娘のサポートとしての参加です。
長女が「ZINEをつくって、出品してみたい!」とのことで、そのお手伝いも兼ねて遊びに行ってきました。
ZINEフェスは、BOOK CULTURE CLUB が主催するZINEの販売イベントで、関東、関西、札幌から沖縄まで、日本各地で年に複数回開催されています。
今回はZINEフェス横浜2026年2月15日(日)に参加してきましたので、そのレポートをしていきます!

ZINEって何?
まずは「ZINE」について知らない方もいらっしゃると思いますので説明を。
「ZINE(ジン)」とは、商業出版物ではなく、個人や小規模グループが自主制作・自主発行する少部数の冊子の総称。語源は magazine(雑誌) の省略形。
ZINEの特徴として、
小規模自主制作を基本として、制作〜印刷〜販売までを自分たちで完結させます。
内容の自由度は高く、写真、イラストエッセイ、マンガ、詩、デザイン研究、個人の思想など、けっこうなんでもあり。装丁やフォーマットも自由で、ホチキス留め、折り本、手製本、リソグラフ印刷、小部数プリントなど、形式も問いません。
例でいうと、、、
•イラスト、写真、グラフィックなどの作品集
•カフェ巡り、お酒、旅行などの趣味活動記録
•私小説、エッセイ、詩集など
分かりやすく言うと
「私の趣味はこんな感じです!読んでください!本」です!
今回会場の大さん橋について
今回の会場の大さん橋にある大さん橋ホールでした。

大さん橋は僕もよく遊びにいくのですが、2002年に完成された、みなとみらいでも広く知られる著名な建築です。
1995年に実施された「横浜港大さん橋国際客船ターミナル国際コンペ」により、ロンドンの建築事務所
「FOA」エフ・オー・アーキテクツ(Foreign Office Architects フォーリン・オフィス・アーキテクツ)のファシッド・ムサヴィとアレハンドロ・ザエラ・ポロによる設計案が、660組の応募の中から選ばれて実現しました。
ウッドデッキの床が連続的な曲面により、壁になったり、天井になったり、屋上へとつながっていくサーフェスの連続的建築です。

建物というより、海に突き出た人工の丘のようで、波打つようなウッドデッキの造形は、見る角度によっても様々な感じ方が出来、どこを歩いても楽しい気分になります。

大さん橋ホールについても、その開放感に圧倒されます。天井が高く、柔らかな光が入ってきています。
竣工から20年以上経った今でも美しさを感じる建築です!
設営開始
会場に着いたら指定されたブースへ足を運び、設営準備を進めていきます!
デザフェスもそうだと思うのですが、このブースづくりが楽しくも難しいところです。
私も過去に一度、デザフェスへ参加したことがあるのですが、凝っているブースは本当に凝っていて、「世界観」のつくり込みが大事なんだなぁと認識させられます。



とてもシンプルな売り場の完成。右半分が娘の初ZINEの漫画

娘の初ZINEはカニが主人公のマンガとなりました。
ZINEフェスはお客さんとの距離感が近い
お客さんが売り場で立ち止まって、作者と話す。
作者のほうも、強く売り込むというよりか、楽しそうに話している。「この本、どんな経緯でつくったんですか?」「実は以前から旅行先でメモしていて…」みたいな会話が、あちこちで生まれる。
参加者同士でも、気づけば隣のブースの人と話しこんでいたりする。
商業イベントにありがちな、なんとなく張り詰めた空気がなくて、全体的に和やかな雰囲気でした。

ジャンルの多さに、欲しいものが止まらない
旅行系、食べ物系、哲学系、詩集、写真集、地元の記録、育児日記…。
ひとことでZINEといっても、テーマもフォーマットも全部違います。
手書きのものもあれば、しっかりデザインされたものもある。
コピー用紙を折っただけのものもあれば、製本にこだわったものもある。
見ていると、もう全部欲しくなってしまうのですが、
財布と相談しながら選ぶのも、また楽しい時間。
そしてZINEを手に取って感じるのは、「つくった人の顔が見える」ということです。
編集された言葉ではなく、生の言葉があって、洗練されたビジュアルではなく、その人が見た景色がある。完成度よりも、熱量が伝わってくる。
プロの雑誌は当然クオリティが高い。でもZINEには、プロの雑誌にはない何か——「この人がどうしても伝えたかったもの」が、荒々しくも伝わってきて楽しいのです。
面白かったZINEとブースの紹介
ここからは実際に購入したZINEとブースを紹介していきます!
安田ケリーさん「オーストラリアdeヒッチハイク旅」「タイのイロ」


常に世界放浪しているという安田ケリーさんは、その他にもテント生活や台湾のデザインをまとめたZINEも出品されていました。
通りかかった瞬間に、ポップな配色と分かりやすいイラスト、キャッチーなタイトルに引き込まれてしまいました。
お人柄もとても気さくで、そのバイタリティに私もたくさん元気づけられました。
モーショングラフィックのお仕事もされているようで、よろしければどうぞ!
WEBサイトはこちら→ https://www.kryworld.com/
kei saitoさん「WOOD MOOD」


kei saitoさんのブースでは、ファンタジーな世界観と緻密なイラスト集の表紙の描き込みに目を奪われ、「このモチーフの選び方と描き込み量は何か自分に通ずるものがある、、、。と」立ち止まりました。
お話を聞くと、なんと私と同じ多摩美術大学グラフィックデザイン学科(僕は中退ですが、、、)と聞いて、運命めいたものも感じました。
WEBサイトはこちら→ https://keisaito-official.com/
Saigetsuさん「尾道の風景」「長崎の風景」


Saigetsuさんは美しい配色と柔らかい線が特徴的で、実際に歩いて、街ごとにイラスト作品集をつくっています。最初の頃の方はトレースで形を取っていたそうなのですが、かたい絵になってしまうことを感じ、今ではトレース無しでのゆるゆる線をメインにしているそう。確かにその自由な線がまた絵の魅力をあげているように感じました。子どものころに昔見たような世界が広がります。
SaigetsuさんのSNSはこちら
https://twitter.com/saigetsu0425
https://www.instagram.com/saigetsu1225
むらた えり「LOVE INSPIRES.」「花-LIVE BLOOMY-」


そして偶然にも、グーチョキパースで働いてくれているエリさんも出品されていました。
グラフィックデザイナー出身なので、カラフルで目を引くブースは光輝いていました。
WEBサイトはこちら→ erimurata_illustrations
他にも魅力的なブースもたくさんあってここでは紹介しきれないほどです!
お手伝いタイム中にあった出会い
ZINEフェスでは、出品者達に運営側のヘルプとして30分間のお手伝いタイムが割り当てられています。
具体的には、入場料の受付、パンフレットの配布、リストバンドの対応といった入場手続きのほか、テーブルや椅子の撤収作業などが含まれます。
こうした「皆でつくり上げる」手作り感のある運営も、このイベントならではの魅力です。当日その場にいる参加者同士で協力して作業するため、自分の作品紹介をきっかけに新しい交流が生まれることもあります。
長女の初出品を横で見ていて
娘がつくったZINEを、見知らぬ人が手に取って、笑顔で「すごいですね!」と言ってくれる。
それを後ろで見たり聞いたりしていた自分も、嬉しく、何かをつくって、誰かに届けるということの、シンプルな喜びを感じました。
最終的に娘のZINEは15冊売れて、晴れて彼女のおこづかいとなりました。
ジョジョ5部のジョルノ・ジョバァーナのフィギュアを買うそうです。
今回は間に合わなかったのですが、次回は自分でも何かつくって出品したいなと思っています!
出展側としてもお客さん側としても楽しめるイベントなので、皆様も足を運んでみてがいかがでしょうか!
ZINE FESTIVAL EVENT NFORMATION
https://note.com/bookcultureclub/m/m9d13dab99134

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