イラスト制作会社が本気でマンガ研修を受けてみた結果①
それは「グーチョキ劇場 第3話」がX(Twitter)でバズりかけていた頃、とある引用リポストから始まった、、、。

コメントいただけたとき、「実際の漫画家の方から賛辞と講評をいただけた!」という純粋な喜びと、僕の衝動的・せっかちな性格も相まって、次の瞬間にはこう返信していた。

こうして、思いがけない形で始まった、
漫画家・蒼田山様とグーチョキパースとの[漫画制作レクチャー研修]
建築イラスト制作会社としての表現力の底上げと、「グーチョキ劇場」のネーム力•作画クオリティ向上を目的にスタートしましたが、取り入れた事によって、すでに多くの発見を感じております、、、!
本シリーズでは、その学びを整理しながら共有していきます。
レクチャーは全6回のため、本シリーズも6回に分けて紹介してまいります!
どうぞお楽しみくださいませ!!
レクチャー+課題提出+講評の“三段構え”が力になる
蒼田山さんの漫画制作レクチャーは、
①講義(考え方・技術のインプット)
②課題提出(実際に手を動かすアウトプット)
③講評(フィードバック)
という三段構えで構成されています。
単なる座学で終わらず、実践とフィードバックまで一貫して行われるため、理解がその場で定着するのが特徴です。
その分、1回ごとの時間や負荷は軽くはありませんが、「出来ている部分」と「足りない部分」が明確に言語化されて返ってくるため、自分の成長が手応えとして実感できます。
座学だけでは得にくい、着実なスキル向上につながっている感覚があります!
第1回講義「イラストと漫画の違い」「漫画のセリフの基本」「漫画の線画の基本」
ここからは第1回目の講義内容をまとめてみたいと思います。
まず、イラストと漫画の違いはどこにあるでしょうか?
| イラスト | 漫画 |
| 1枚で魅せる | 物語を伝える |
| その時の一瞬を表現 | 時間が流れる |
| 1枚完結 | コマの連続 |
| ビジュアル中心 | セリフ+演出 |
このあたりの目的が変わってくるので、表現方法や求められるスキルも大きく変わってくるのです!
漫画のセリフの基本

漫画セリフの入れ方
これらは僕も初めて知ったのですが、
漫画のセリフは、漢字がゴシック体・かな(ひらがな・カタカナ)が明朝体の、[アンチック体]が基本となります。アンチック体にも、有料から無償までさまざまな種類があるため、試しにフォントをインストールしてみるのも良いでしょう!
また、「、」や「。」といった句読点は、セリフには基本的に入れません。
媒体による文字の大きさ
WEB漫画はスマートフォンで見てもらうことが多いので、文字は大きめに!
線画の太さの使い分け

立体の境目の線をつなげる、体の輪郭を太く描くことでキャラクターにフォーカスが当たり、見やすくなってきます。
第一回課題は「セリフ入れ」

そして初課題は「セリフ入れ」
素体キャラと構図の下書きだけが渡され、それをもとにシチュエーションを想定し、1コマ漫画を6本仕上げるという内容です。
「初めて漫画を描くので緊張する…!」と、スタッフたちから声が上がりました。
実際のスタッフ達の成果品
それではここからはグーチョキパーススタッフ達の課題成果品を紹介していきます!






講評時には、それぞれの漫画について改善点が挙げられました。例えば、僕の作品には「輪郭線が弱いので、もう少し太く強調しましょう」とコメントがあり、たしかにその通りだと感じました。

一方で、スタッフ達みんなが、それぞれに異なる視点や表現方法を試していて、見ていてとても楽しい内容でした!
課題自体も楽しみながら、自分ごととして引き込んで取り組んでいるあたりは、さすが弊社のイラストレーターたちだなと感じます笑
まとめ
普段、建築パースを制作している私たちにとって、今回、初めての試みとなる「漫画」
いつもの仕事とは異なる視点での制作には、難しさや戸惑いもありますが、とても良い経験になりそうな手応えを感じています。
特に、空間の使い方を伝える「アクティビティイラスト」において、表現力や想像力の向上が期待でき、建築イラストとの親和性も高いと感じています。
第2回、第3回と回を重ねるごとに、これからの成長や皆の作品を見れるのも楽しみです!
蒼田山さんのご紹介
そして最後に、今回、弊社への漫画レクチャーを快くお引き受けいただいた蒼田山さまをご紹介いたします。


蒼田山さまには、マンガの基礎や考え方について非常に分かりやすくご指導いただいており、お人柄も穏やかで、大変学びの多い講義をしていただいております。
漫画制作のご依頼や、漫画レクチャーに関するお問い合わせは、公式WEBサイトよりぜひご連絡ください↓
https://aotayama.repread.co.jp

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