極寒 冬のモンゴル旅行 前編 | グーチョキ・タイムス

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極寒 冬のモンゴル旅行 前編

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極寒 冬のモンゴル旅行 前編

自己紹介

こんにちは。グーチョキパースのスタッフのコハルです!私は大学では建築を学び、大学院ではテキスタイルアートを研究していました。現在はグーチョキパースでイラストレーターをしながら、並行して自身のアーティスト活動も行っています。趣味は旅行です。このグーチョキ・タイムスでは今まで旅してきた場所について記事にできたらと思います!皆さんの旅の計画の参考になれば幸いです。

この記事では、年末年始でモンゴル旅行をしてきたのでそこでの体験を写真とともにお話していきます!

旅の日程

今回の旅行は12月26日から1月3日の9日間の日程でした。最初の4日間は一人で観光し、4日目の夜に友人らと合流しました。最初の4日間を前編、友人たちとの5日間のツアーを後編の二部に分けて書いていきます!

モンゴル旅行は実は今回で二度目です。一度目は三年ほど前の2022年9月に友人と二人旅でした。そこでの体験があまりに素晴らしく、モンゴル大好き!になってしまい冬の景色も見てみたく、極寒の年末年始に2度目の渡蒙となりました。

冬のモンゴル 準備したもの

モンゴルの首都ウランバートルは「世界一寒い首都」として知られています。12月の平均気温は-19℃、朝晩は-30℃という想像もできない寒さです。

折角の年末年始旅行、年を越す前に凍死してしまわないように準備した服装をイラストにまとめました!寒がりの方、痩せている方、高齢の方はここに載っている服装よりさらに着込むことおすすめします。

1日目

15:30成田発20:35チンギス・ハーン国際空港着。

機内食はビーフを選。お肉は牛っぽいけど若干羊の風味がしてモンゴル旅行が始まったことを実感します。

MIAT航空の機内食(ビーフ)

やや遅れて着陸し、前回の旅でお世話になり今回もツアーしてもらうガイドのバタさんにウランバートルのホテルまで送迎してもらいました。

元々、友人と合流した5日目からバタさんにツアーをお願いしていたのですが、その車内で「友達が来るまで暇なら二日間のツアーに行かないか?」と聞かれ、少し悩んでから行くことに決めました。この決断が悪夢の始まりでした・・・。

ツアーの内容としては、モンゴルの西の方にパワースポットの山があり、そこで行われるシャーマンの儀式を見に行くという内容でした。ツアーへの参加を承諾した後知らされたのですが、その儀式を行うシャーマンというのがガイドのバタさんなのです。バタさんはガイドの仕事のほかにシャーマンの修行もしており、年末は毎年その山に訪れ儀式を行っているらしく、今年で三年目だそうです。

2日目

午前中はホテル付近を散策。東南アジアによくあるような寺院で大きい仏像を見ました。背中が美しくて後ろ姿に感動しました。

ガンダン・テクチェンリン寺

渋滞で少し遅れて15:00にバタさんとバタさんの彼女、バタさんの友人でシャーマンの女性とその娘(16歳)の計5人でツアーに出発。

深夜2時頃には山周辺に到着するとバタさんは言いますが、目的地の山の名前(オトゴンテンゲル山)を教えてもらいGoogleマップで確認すると片道16時間と出ます。(モンゴルの一本道は150㎞くらい出せるから巻けるのかな・・?)と自分を納得させながら山に向かって進んでいきます。

夜1時頃、モンゴリアン・シャーマンソングを爆音で流しながら一本道を爆走していると前方に大きな流れ星が流れたそうです。(私はたまたま前を見ていなかった。)するとそれを目撃したバタさんともう一人のシャーマンである母親が大興奮。バタさんは車から降りて道に膝をついてチンギスハーンに感謝の祈りを捧げだす始末。とっても不思議な時間でした・・。

道路で祈りを捧げるバタさん

結局この日はあたりまえのように目的地に着かず、山まで半分の位置にある町の飲食店の脇にあるゲルを貸してもらいそこに泊まることになりました。

3日目

朝9時頃に町を出発、途中きれいな朝日に感謝しだすモンゴル人たち。こんなに寒いと大地を温めてくれる太陽に感謝したくなる気持ちも理解できました。

また祈りを捧げるバタさん

昨日は遅めの出発だったのでザ・モンゴルな景色は見れていなかったのですが、朝焼けが照らすむき出しの大地の雪景色はすごくきれいでした。本当に山にたどり着けるのだろうかという不安を忘れるくらい、景色に見とれていました。

なんやかんやありながら14時頃に目的地の200㎞手前まで来たところで舗装道路から車の轍が道代わりのオフロードに突入します。前回のモンゴルでもこのオフロードで車が壊れた嫌な思い出があるので内心「もう帰りたい!泣」となるも、ハンドルを握るのもこの荒々しい大地のことを知っているのも私ではなくバタさんたちなので大人しく助手席に座るしかありませんでした。

目的地の山に近づくうちにだんだんと雪道に変わっていきました。ちなみに乗っている車の車種はプリウス、車高は低くもちろん雪山用ではありません。バタさんに「本当に大丈夫?」と聞くも「ダイジョブダイジョブ~♪」とのこと。「生殺与奪の権を他人に握らせるな」とはこういうことか・・・と心底思いました。

そして雪はどんどん深くなりタイヤが雪にはまり立往生。私以外のモンゴル人たちにとってはこんなの日常茶飯事だそうですが、外は-20℃で夜は-30から-40℃まで下がるし最後に通り過ぎた町は20km先なのもあって本当に死ぬかと思いました。

雪にタイヤがはまるプリウス

不安で泣きながらとみんなで車を押しまくって雪からなんとか脱出。バタさんは再チャレンジして先に進もうとしますが「もうこれ以上進みたくない!」と涙の懇願をして、バタさんとバタさんの彼女以外の3人でウランバートルに帰ることにしてもらいました。近くの町でご飯を食べた後、19時ごろ片道1000㎞の道を戻ります。

ウランバートルに戻るには、まず舗装道路を目指して車の轍が道代わりのオフロードを越えなければなりません。車に同乗しているのはシャーマンの母親とその娘です。出発してすぐは英語で楽しく日本やモンゴルの話をしていたのですが、1時間ほど経ったころ進むべきルートから大きく逸れていることに気がつきました。このままこの道をすすむのか、来た道を戻るかで親子は喧嘩をしはじめ、しまいにはただの日本人の私に「コハルはどうしたい?」と聞くのです。そりゃ来た道を戻りたいに決まってます。

夜のオフロード これでもしっかりした道な方

結局、母親の方はシャーマンなので、みんなでお祈りをさせられたあと、どちらにしようかな♪のようなジェスチャーをしたあと、指のさした前方に向かって進みはじめました。終わった~と思いながら心を無にして車に揺られていると前方から車のライトが!みんな大喜びで運転手に道を尋ねると「この道で合っている」との返答が!シャーマンってマジじゃん!そんなこんなでなんとか舗装道路に出ることができました。

4日目

仮眠を取りつつ夜通し車を走らせて、10時頃UBまで300kmくらいの遊牧民のゲルに朝ごはんを食べさせてもらいに立ち寄りました。そのお家のお母さんが私を気に入ってくれて、また「モンゴルに来たらご飯を食べにおいで」と言ってすごく良くしてくれました。今回の旅はすでに散々だけど、モンゴルのこういう人の優しさに惹かれてまた来てしまうんだろうな~と思いました。

第二のお母さんとモンゴリアン・ドッグ

ひとしきりここでお母さんや動物たちと暮らす生活を夢見たあと、ウランバートルに向かって再出発、15時頃にUBに無事到着しました。夜到着の飛行機でやってきた友達とホテルで合流して、泥のように眠りました。

おわりに

このモンゴル旅行の前半では、少しの違和感を見逃し続けると大変な事になるんだなぁと学びました。後半では友達と参加した2泊3日の狼探しツアーについて書きます!是非そちらもご覧ください!

ではまた!


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この記事の著者

コハル

大学では建築を学び、大学院ではテキスタイルアートを研究していました。現在はグーチョキパースでイラストレーターをしながら、並行して自身のアーティスト活動も行っています。趣味は旅行です。

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