高架下に誕生したアートの秘密基地「SKAC」を訪問 | グーチョキ・タイムス

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高架下に誕生したアートの秘密基地「SKAC」を訪問

#建築探訪

こんにちは!グーチョキパース代表のショウイチロウです!
最近話題の SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)、通称スクワット亀有アートセンターへ行ってきました!

2024年11月にオープンした SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE) は、設計事務所 DAIKEI MILLS(ダイケイ・ミルズ)を主宰する中村圭佑さんが手がけた新しい文化拠点です。
高架下の空間を活用した複合施設で、本屋、レコードショップ、カフェ、展示やイベントも行われています。亀有エリアに誕生したアートスポットとして、注目を集めています。

場所は 亀有駅と綾瀬駅の中間あたりのJR高架下。JR東日本が進めるエリア活性化プロジェクト 「ぽちかめ」 の一環として整備され、マチ・ヒト・コトをつなぐ HUBのひとつとして位置づけられています。
グーチョキパースでも建築イラストとして、高架下の利活用・遊休地活用の事例はとても深く関係してくるので、勉強も兼ねて遊びに行ってきました!


到着までの道のり

亀有駅からSKACまでは、徒歩でおよそ10分ほど。

道中は住宅街と高架下の風景が続きますが、歩いていくとJR常磐線の高架下に、突如として 「SKAC」 が現れます。

「SKWAT」は「占拠」を意味し、空いてしまっているスペースをどう活用できるかという問題に対して、文化発信を活性化させていくというDAIKEI MILLSの考え方
”S’‘KWAT ”K”AMEARI ”A”RT ”C”ENTREで [SKAC]

高架下の一角から急に空気が変わったようなゾーンが。ネオンサインや並べられた丸太の椅子、ガラス張りのファサードが印象的で、「ここは一体何の場所だろう?」と一瞬立ち止まってしまうような空間です。


そして、いざ突入。

中に入って、最初に目に飛び込んでくるは、壁一面に並ぶレコード群。ストリーミング全盛の時代に、あえてのレコードです。
僕自身はレコード世代ではないのですが、高校時代には、わざわざレコードプレイヤーとレコードを購入して聴いていました。あの針を落とす瞬間と、アナログならではの音がたまらないのです。

ジャケットのデザインを眺めているだけでも展示作品を眺めているようで楽しいです。
ニルヴァーナのネヴァーマインド、イン・ユーテロ、インセスティサイド、よく聴いてたなぁ、、。そして、これらレコードはもちろん試聴も購入も可能です。

そしてもう少し進むとアートブックの棚が現れます。


特徴的な足場コーナー

そしてSKAC一番の特徴の、工事現場の足場のような単管パイプで構成された内装!
整然としたパースペクティブと、無骨でワイルドな素材感がとても格好いい空間です。
この日は武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インテリア専攻の卒業制作展も行われており、学生たちによる椅子の作品も展示され、空間のアクセントとなっていました。

SKACの面白いところは、「お店」や「ギャラリー」としてだけでなく、空間そのものがひとつの作品のように感じられるところ。
高架下という余白の場所に、アート・音楽・本・コーヒー、人々の活動が集まっているような空間です。

「ミュージアムだけでは不十分」完成されたハードなものだけではなく、それを取り巻くまちや人々の活動も大事ということでしょうか、、。
きれいに整い過ぎでなく、ラフな部分が残っているからこそ、魅力的に見えるのかもしれません。
グーチョキパースでもいつか、モルタル床、スケルトン天井、単管パイプ、無数の観葉植物で、無骨+緑の空間でオフィスづくりしたいなぁと目論んでおります、、。

2Fへ上がるとこのような感じ


カフェで一息

併設されているカフェ「tawks」で休憩。
閉まっていますが、扉に『ENTRANCE』と書いてあります。思い切って開けてみましょう。
COFFEEの看板が目印です。

なんともワクワクする雰囲気のカフェが!

店員さんがにフレンドリーに迎え入れてくれました。

業務用のキッチンテーブル?なのでしょうか、スタッフルームのような、控室のような、秘密基地のようでもあるとても面白い空間!!!!!

なんだか昔から知っているような、知り合いのお店の厨房に今日も遊びに来たかのような疑似体験が出来ます。

右の壁面のごめんなさいメモが気になる

ドリンクメニューが豊富でした!メニューには載っていませんが、子どもにはホットミルクやオレンジジュースもオーダー可能。娘はオレンジソーダ、大人は本日のコーヒーの『コロンビア』とチャイをオーダーしました。チャイは本格的で甘さ控えめでシナモンとスパイスが効いていて気に入りました!

ヴィーガンスイーツもあり!クッキーの抹茶味と味噌味とチョコチャンクを購入。
コーヒーとの組み合わせもよく、大変美味しくいただきました。(バナナケーキもあったよ!)

通常はマグカップ提供で、SKACの本を読みながらゆっくりできるそうです。
+40円でテイクアウト用のカップにしてもらいました。

亀有という場所について

この施設が注目されている理由のひとつに、「亀有」という立地があります。

東京の東側エリアは近年、アートや文化の文脈で少しずつ注目されてきているエリアです。
上野・北千住・葛飾あたりを含む「東東京」(ひがしとうきょう)と呼ばれる動きの中に、SKACも位置しています。

ちょっとローカルな下町に構えるというのは、国内外の来訪者にとって逆に面白いポイントになっているようで、実際、この日も海外からの訪問者も多かったです。

亀有といえば「こち亀」のイメージが強い街ですが、こういった文化拠点ができることで、「ちょっとあの空間にを味わいに行くか~」という遊び場がひとつ増えた気がします。

東東京方面で新しいインスピレーションの場所を探している人には、ぜひ一度行ってみてほしいスポットです!

SKAC
住所:東京都葛飾区西亀有3-26-4
時間:11:00~19:00  カフェTAWKSは11:00~18:00
休業日:月・火曜日


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この記事の著者

山下 翔一朗

株式会社グーチョキパース代表取締役/1988年埼玉県川越市生まれ。小さいときから絵を描くことが好きで、美術高校・美術予備校・美術大学で、美術やデザインの基礎を学ぶ。多摩美術大学を中退後、日建設計イラストレーションスタジオにて10年間、手描きパース制作に従事し、数多くの大規模プロジェクトに携わる。その後独立し、株式会社グーチョキパースを設立。手描きパースや建築イラストを、設計事務所、不動産開発会社、広告企業など多様なクライアントへ作品を提供している。

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