寝台列車サンライズに乗ったよ!旅情満喫!激酔い編

こんにちは、スタッフのユキです!
前回の記事では、寝台列車「サンライズ出雲」のチケットを確保するまでの激闘をお届けしました。
自力でのネット予約であっさり敗北し、みどりの窓口での10時打ちに挑戦。駅員さんのご協力もあり、無事に念願のチケットを手にすることができました!
そして迎えた乗車当日---
今回の記事では、実際にサンライズ出雲へ乗車した様子や車内での過ごし方、「これは事前に知っておきたい!」と感じたポイントをご紹介します。
※前回の記事はこちら↓
サンライズ出雲東京駅→出雲市駅
2025年12月某日、東京駅…
…の前に!
まず、お風呂は自宅で済ませてから東京駅へ向かいました。
サンライズには車内にシャワールームがあるのですが、利用するには専用の「シャワーカード」が必要です。カードは車内に設置された券売機で購入できますが、枚数には限りがありホームで早めに並んでおく必要があります。
また、乗り物酔いがひどい私は、家を出発する段階で1日効果がある酔い止めも服用。
万全の状態で発車1時間前、東京駅に到着!
乗車前に忘れてはいけないのが……食料調達!!
サンライズには飲料の自動販売機はありますが、食べ物の車内販売はありません。
そこで東京駅構内で夕食のお弁当、飲み物、おつまみ、さらに翌朝用のパンまでしっかり購入してからホームへ向かいます。
準備は万端!いよいよサンライズとご対面です。
ついにご対面!憧れのサンライズ!!

おぉ…そこにはこれまで動画の中で何度も見てきたサンライズが……!!
つやつやしたボディーの落ち着きもありつつ華やかさもある色味!!お洒落~~~!!!!
このカラーリングは夜明けの日の出、朝の情景をイメージした配色だそうです
1日の始まりを寝台列車に乗りながら迎える…なんて素敵なんでしょう
いざ!車内へ!!
行きの列車で利用するのは、前編のチケット争奪戦で死闘の末に確保できた「シングルツイン」の喫煙室です!
今回取れた部屋のある車両は、1両まるごと喫煙可能な客室の車両だったため、通路にははっきりとタバコの匂いがありました。
匂いが苦手な方は、通路を移動するときだけでもマスクを着けるなど、対策しておくとよいかもしれません。
そして個室の中はこちら!!

うおおおおおぉぉぉぉっ~~~~~!!
上下にベッドがある~~~~~~!!!!
圧倒的秘密基地感!!!!!!!
通路と比べると、客室内のタバコの匂いはそこまで強く感じませんでした。
さらに持参した無香料の消臭グッズを置いてみたところ、個人的にはかなり過ごしやすくなりました。
正直なところ、大人2人が室内で同時に動き回るにはなかなか厳しい狭さです。
大きなキャリーケースを複数置くのは少々難しいと思います…!
しかし、このこぢんまりとした空間が逆に「自分たちだけの特別な部屋」という感じで、私はとても楽しめました!下段のベッドは、シーツと中央のマットを取り外して組み替えると、向かい合わせに座れる2席の座席へ変身します。さらに壁には折りたたみ式のテーブルも!
説明に沿って展開すると、決して広くはありませんが、2人分のお弁当を並べられるくらいのスペースになります。
車内に感動したり、座席を組み替えたり、荷ほどきをしたりと慌ただしく過ごしているうちに、
いよいよ出発の時間に――――!!
ゆっくりと、窓の外の景色が動き始めます……。
これがやりたかった!!夜景を眺めながら晩酌タイム
しばらくは見知った景色が続くはずなのですが、シングルツインの1階部分はホームの足元に近い高さに窓があるため、普段とは少し違った目線で景色が見えて面白いです。
煌々と光るビル群を眺めながら、東京駅で買ったお弁当と飲み物で晩酌タイム!

お弁当は王道!
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の「海」です。
夜の景色を眺めながら、お酒とお弁当を嗜む……
これ!これがやりたかった!!!!
車窓を流れる夜景を肴に食べる駅弁は、普段食べるお弁当とはまた違った特別なおいしさがあります。
ある意味、ここでもう今回の旅の目的を達成したと言っても過言ではありません。
晩酌を終えたあとは、寝る準備に取りかかります。
歯を磨き、パジャマに着替え、座席を再びベッドの状態へ。
夫は下段、私は上段のベッドに分かれ、それぞれ好きな時間を過ごしました。
夜の家々にぽつぽつと灯りがともっているのを見ていると、
「自分の知らない町にも、それぞれの人の生活があるんだなぁ……」と改めて感じます。
みるぞ!!連結解除!!切り離し!!

朝6時すぎに起床。
岡山駅に到着すると、それまで連結して走ってきたサンライズ出雲とサンライズ瀬戸が、それぞれの目的地へ向かうためここで切り離されます。
サンライズ瀬戸は切り離し後に先に出発するため、じっくり見学できるのは出雲側に乗車している人たちです。
「よし、見に行くぞ!」とホームへ向かったものの、少しもたついている間にすでにすごい人だかり……!!
皆さん考えることは同じです。
なんとか人の隙間から切り離し作業を見届けたら、部屋へ戻ってもうひと眠り。
すごいぞ!!激酔い伯備線!!!!
しばらくして目を覚ますと、なんと窓の外は一面の雪景色に!!
「これは朝の景色も満喫せねば!」と身支度を始めようと洗面所へ向かったのですが……
揺れる……!!
めっちゃ揺れる……!!!!
想像以上の揺れで、顔を洗おうとするたびに壁へ体をぶつける始末。
ぐらんぐらんの中なんとか歯を磨き、部屋へ戻ったころには明確に気持ちが悪く…なってきました。
伯備線は中国山地を越えて進む路線で、山間部のカーブが多く揺れやすいとは事前に聞いていました。
とはいえ、家を出る前から酔い止めを飲んで対策していたので、「まさかここまで酔うとは……!」と衝撃。
普段はほとんど乗り物酔いをしない夫も、伯備線に入ってから途中で酔い止めを服用していました。
乗り物酔いしやすい方は、岡山駅を出るあたりから早めに対策しておくと安心かもしれません。
その後、中国山地を抜けて米子あたりまで来ると、揺れも体調も少しずつ落ち着いてきました。
ようやく身支度を整え、前日に買っておいたパンと飲み物で朝食タイム。
宍道湖を眺めながら無事に食事ができるくらいまで回復し、ほっと一安心です。
到着!出雲市!!

私の体調以外は大きなトラブルもなく、無事に定刻通り終点の出雲市駅へ到着!!
東京を出発してから約12時間。
長かったような、あっという間だったような寝台列車の旅が終了しました……!
途中かなり酔いには苦しめられましたが、それでも「念願のサンライズ出雲に乗れた!」という満足感はひとしおです!!
ここからは出雲観光へ!
今回の記事はあくまでサンライズ乗車レポートなので、出雲での旅の様子は写真でさっくりダイジェストにてお送りします。

帰りはシングルでゆったりまったり!
帰りの便に乗る前に、まずは出雲市駅近くの「らんぷの湯」で入浴を済ませました。
バスタオルなど入浴に必要なものはレンタルや購入もできるため、手ぶらでも立ち寄りやすいのがありがたいところです。
お風呂から上がったあとは、近くのお寿司屋さんでパック寿司を購入。さらに駅のコンビニで飲み物とお菓子を買い込み、東京行きのサンライズ出雲へ再び乗車します!
帰りに利用するのは、シングル禁煙席の2階です!!

当然ながら禁煙席なので、タバコの匂いはまったくありません。
さらに行きでシングルツインを経験したあとだったため、室内がとても広く感じます!
お土産が増えて荷物も多くなっていましたが、置き場所には十分余裕がありました。
今回は夫婦それぞれシングルを1部屋ずつ取り、同じ車両内の近い部屋に。
夕食を一緒に食べたあとは、それぞれの個室で好きなように過ごすことにしました。
夜の宍道湖を眺めながら進んでいくと……再びやってきました、伯備線……!!
今度こそは!!と直前に酔い止めも服用。
万全の対策で挑んだつもりだったのですが……敢えなく撃沈!!!!
吐き気を紛らわせるため飲み物を少しずつ口にしながら、ひたすら耐える時間に。
それでも窓の外にぽつ……ぽつ……と現れる山間の集落のやさしい灯りを眺めていると、どこか郷里を思い出すような懐かしさがあり、少しノスタルジックな気持ちにもなりました。
その後、22時30分ごろ岡山駅へ到着。
先に到着しているサンライズ瀬戸と合流し、ここで連結作業が行われます。
ただし上り列車では、サンライズ出雲側の乗客は乗車したままのため、連結作業そのものを見ることはできません。
無事に連結が完了すると、再び東京へ向けて出発!
旅行の疲れが出ていたのか、はたまた伯備線との激闘を終えて揺れが穏やかになったからなのか……。
兵庫あたりの夜景を少し楽しんだあとは、そのまますっかり熟睡してしまいました。
非日常から日常へ―――

翌朝、目を覚ますとすでに関東圏内。
慌てて身支度を整え、荷物をまとめます。
窓の外には、もう見慣れたビル群の景色。
ホームには通勤・通学へ向かう会社員や学生さんの姿が増え、これから新しい1日が始まるのだと感じます。
昨夜まで非日常の旅の中にいたのに、少しずついつもの日常へ戻っていく―――。
そんな景色の変化を眺めていると―――東京駅に到着。
これから1日を始める人たちの流れに逆らうように、大きな荷物を抱えて我々は帰路につきました。
乗る前に知っておきたいこと!
最後に、実際に往復乗車して「これは事前に知っておいたほうがいい!」と感じたことをまとめます。
- 乗り物酔い対策はしっかりと!
特に伯備線ではかなり揺れを感じました。酔いやすい方はもちろん、普段あまり酔わない方も酔い止めを用意しておくと安心です。 - 食べ物は乗車前に購入しておこう!
車内には飲料の自動販売機はありますが、食べ物の車内販売はありません。夕食だけでなく、翌朝の朝食や軽食も用意しておくのがおすすめです。 - アメニティ類は持参を!
歯ブラシ、タオル、洗顔料など必要なものは事前に準備しておきましょう。(A寝台個室のみアメニティが付属しています)冬場は備え付けの薄手の浴衣では寒く感じることもあるかもしれませんので、自分のパジャマがあると快適でした。 - コンセントを複数使うなら分岐できるものを!
個室内で充電したい機器が多い場合は、コンパクトな電源タップなどがあると便利です。 - シャワーは事前入浴も選択肢に
シャワーカードは枚数に限りがあるため、「絶対に車内で入りたい!」のでなければ、乗車前に入浴を済ませておくと気持ちにも余裕ができます。 - 喫煙室を選ぶ場合は匂い対策を
喫煙可能な車両は通路にもタバコの匂いがありました。苦手な方はマスクや無香料の消臭グッズがあると安心です。
多少の不便さや揺れも含めて、普段の移動では味わえない特別な時間を楽しめるのが寝台列車の魅力!
事前にしっかり準備をして、ぜひサンライズならではの旅を満喫してみてください!
